楽園特急blog
18番線から楽園行きの最終列車が間もなく発車します。
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久しぶりに恋愛小説を読んでみた。
角田光代『あしたはうんと遠くへ行こう』(角川文庫)

角田光代さんといえば、最近『対岸の彼女』で直木賞を
受賞したので、有名ですね。
このひと、実にドロドロした恋愛小説を書くんです。
ある意味、興味本位を越えて、疲れそうなくらいの(笑)
ブックカバーについている写真では、こんな話を書くような
人には見えないんですけど(笑)

主人公は、いまどきの迷ってばかりの女の子で、
最後は負け犬になってしまいます・・。

田舎の温泉町から出てきて、「今度こそ幸せになりたい」
って恋愛しているだけなのに、失敗ばかり。
恋に破れて、自転車でアイルランドを一周したり、
新興宗教にはまってみたり、シャブ中とつきあってみたり、
ストーカーに追いかけられたり、子供を誘拐したり、
とにかく波乱万丈なんです。

時系列的には1985年から2000年までの15年間。
一人の女性の17歳から32歳までを描いています。
同年代の人間は感情移入できるのでは。

あと、時代背景を描写するのに、作者は各年代にヒットした
洋楽の名を出しています。
ストーンズ、スミス、からはじまって、U2、ガンズ、
グリーンデイ、ジャミロクワイ・・・などなど
いっぱい登場します。
洋楽ファンにはその辺のマニアックナ描写もたまらないですよ。
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懐かしい帰り道
少し遠回りして帰ってみた。
いつもなら通らない道を通って。

自宅のまわり、といっても年を重ねるにつれて
ご近所に関しては疎くなった。

すぐ近くに新しい家が建ったり、田んぼや畠が
無くなって、新しいお店ができたりしても、
なかなか気づかない。
活動範囲が広くなったぶん、子供の頃通ったような
細道、ご近所の隅々までわからなくなった。
大阪や、東京や、繁華街には詳しくなったのに。

そして15年ぶりくらいに、幼稚園の前を通り、
小学校低学年のときに毎日のように出かけた
駄菓子屋の前に出た。

なんとその駄菓子屋はいまだに健在だった。
私が通っていた頃から、「駄菓子屋のおばちゃん」
だった彼女はいまだに「駄菓子屋のおばちゃん」だった。
中に入りたくなったが、スーツ姿だし、
中には駄菓子を買い求めるたくさんの子供、
床に座り込んでお菓子やカップめんを食べる子供、
でいっぱいだったので、場違いに感じてその店を後にした。

子供たちの笑顔が輝いていた。
今は80歳はこえるであろう「おばちゃん」にも
笑顔がいっぱいだった。
彼女がお店を続ける理由、がよくわかった。
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